初心者向け【先物取引と機関投資家について】
どぉも~ 黄金蛙です。ご無沙汰しております。
ビットコインの価格が100万を超えたと騒いでいたら、あっという間に220万を超え、そして大暴落の160万。一つの商品(通貨)が短期間で80万も動くなんて、こんな相場見たことありません。おそらく歴史に残る出来事だと思いますよ、絶対。
さて、なぜそんなことが起きたのか。それは
そうです、12月11日にアメリカCBOEが、12月18日にはアメリカCMEがビットコイン先物へと参入してくることになりました。
これによって機関投資家と呼ばれる人達がビットコインを売買するようになってきます。いままで個人投資家がメインだった仮想通貨の世界に機関投資家が参入することによって大量に資金が入ってくることになります。
先物取引
え?先物取引ってなによ?
は?!ってなりますよね。そんなあなたに簡単に先物取引を説明します。
ある年の4月、今度のクリスマスに彼女にダイヤモンドの指輪をプレゼントしようと考えたあなたは宝石店に足を運びます。
金のフレームにキラリと輝くダイヤモンドの指輪。値段を見ると100万円と値札が置かれています。
財布の中を確認すると10万円しかありません。
あなた「6月のボーナスと12月のボーナスが入ればあと90万円用意できるなぁ。」
そう考えたあなたは店員さんに相談します。
店員「いらっしゃいませ。」
あなた「すみません。この指輪なんですけど手付金で10万円入れて残りは12月23日に持ってくるので100万円で売ってくれませんか?」
店員「金やダイヤモンドは相場によって値段が変わるので今より安くなってるかもしれないし、高くなってるかもしれませんよ?それでも良ければ100万円で売りますよ」
あなた「はい!100万円で買います。」
店員「ありがとうございます♪」
そして月日は流れ12月23日。残金90万円を持って宝石店に向かったあなたは、予約して買ってあった指輪と同品の値段を見て驚きます!!
儲かる場合
なんと、110万円の値札がついています。予約していた時は100万円。その差10万円も得をしました。
あなた「10万円も得をした♪あの時予約しておいて良かった!!」
損する場合
なんと、90万円の値札がついています。
あなた「10万円安くしてくれませんか?」
店員「あなたは春にこの商品を100万円で買っていますので無理ですね。」
トホホ
こんな感じです。つまり将来の値段を予想してその物を買い付けておき、実際にその時期の価格との差分を利益(損益)として獲得する取引になります。今回はダイヤモンドや金でしたが、トウモロコシや石油などいろんな商品で先物取引は行われています。
それが今回、ビットコインを使って行われるようになるということですね。
機関投資家
大手銀行・生命保険会社・金融機関など大口でお金を動かせるところを主に指します。資金運用のためにしっかりとしたリサーチなどを行って長期的な資産運用を行います。急激な変化などの際には大口が動きますので市場への影響も大きいです。
まとめ
ざっくりでしたが先物取引と機関投資家について書いてみましたがいかがだったでしょうか?少しは理解して頂けたらうれしいです♪
それではまた